KDDIグループの光ファイバーサービス「auひかり」とNTT東日本の「フレッツ光」を比較しました。
・最大速度はプランによりますが、戸建て向けのプランは「フレッツ光」が最大10GMpbs、「auひかり」が最大10Gbpsです。
マンション向けのプランはマンションに設置されている設備によって異なり、それぞれの主に提供されているプランは「フレッツ光」が最大1Gbps(VDSLは最大100Mbps)、「auひかり」は最大1Gbpsです。
・ネット接続の初期工事費用は「フレッツ光」が最大19,800円、「auひかり」が最大41,250円で、どちらも分割して支払うことができます。
・月額料金は、入会時のキャンペーンや割引などを考慮せずに考えると、標準料金(最大1Gbpsで比較)はプロバイダ料金を考えると「auひかり」の方が少し安く設定されています。 戸建て向けプランの「auひかり」が5,610円(プロバイダ料込み)、「フレッツ光」が5,170円+プロバイダ料金、 マンション向けのプランは「auひかり」はマンションギガの場合4,050円(プロバイダ料込み)、「フレッツ光」は3,355円(プラン2の場合)+プロバイダ料金
(プラン1の場合3,795円・ミニの場合4,455円、フレッツ光はマンション内の加入者数によって料金プランが異なります。)
・携帯電話とのセット割引は、「auひかり」はauのスマートフォンを利用すると利用料が割引になる auスマートバリュー がありますが、「フレッツ光」は携帯電話とのセット割引はありません。
・提供エリアは大きく異なり、NTTの「フレッツ光」は全国展開ですが「auひかり」は主に関東圏と一部のエリアでのみの提供です。(マンションタイプは全国展開)
・光のIP電話サービスは両方とも提供しています。
月額料金は「auひかり」が550円、「フレッツ光」が550円と料金設定は同じです。一般的に利用する場合は、サービスに大差は見受けられませんが、特殊な使い方や電話番号、オプションなどを比較すると電話会社だけに、NTTの方が多種多様のサービスを提供しています。特に法人などで複数の番号や複数のチャンネルが必要な場合は「フレッツ光」の方が優位でしょう。
・映像系のサービスは両者とも提供しています。
「auひかり」ではオンデマンドの映像サービスを提供していますが、地デジ視聴やチャンネル選びの柔軟性、選べるチャンネルの豊富さ、視聴方法などについて考慮すると「フレッツ光」の方が優位でしょう。
どちらを選択するかは、住所や状況によって変わってくるとは思いますが、特徴から考えると、「auひかり」は料金が低い分、どちらかと言うとサポートをあまり必要としない方で、機器の設定や必要な機器をそろえる等の自分でできる方向けで(様々なサポートや利便性ではNTTの方が融通がきく印象)、「フレッツ光」はそれに比べ、利便性やサポート、が良い傾向にあり、広域で多様なサービスを展開している為に料金も若干高い傾向にあります。
最近では、全体的にインターネットの月額費用も安くなり、様々なキャンペーンが実施されいます。標準の基本料金は「auひかり」の方が安い設定となっていますが、「フレッツ光」はキャッシュバックなど、高額なものが多く実施されています。利用する年数によっても、実質の月額費用は大きく変わってきます。どのインターネット回線が良いか迷う場合はキャンペーンを利用して、色々と試してみるのもいかがでしょう。
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